東京とヨーロッパ街歩き

TokyoとBelgiumでの日々の記録。0歳の娘を連れてはじめてのヨーロッパ暮らし。少しでもお役立ちできる内容があれば嬉しいです。

シリアからバスでやってきた難民家族

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こんにちは!

(ブリュッセル空港近くの高速道路からキレイな夕陽が見えました。)
雨の日の児童館で仲良くなったパパは、シリアからの紛争難民でした。以前は簡易ホテルを経営していて日本人も何人もいたそうで、英語が話せて日本語でも挨拶してくれました。

秋に情勢が悪化してから近くに空爆が始まり、家はまだあるそうですが丸1日歩いて国境付近まで避難したそうです。EU内への避難のため、大型バスが難民をピックアップする場所があり、国別に選択肢が与えられ乗ったそうです。

フランスへのバスはたくさんあったそうですが、差別や偏見があるので乗らない方が良いと判断する家族が多かったようです。ブリュッセルの軍事施設にしばらくいて、難民移民登録が済んで住む街を振り分けられたそうです。

子供の年齢が同じで、話していると私とも同じ年だとわかりました。苦労しているからかずっと上に見えました。そして、この家族はごく普通の中流家庭であることにショックを受けました。私達と何ら変わらない家族が幼子を抱えてバスで逃げて来たなんて...。

ご両親や親戚はまだ留まっているそうです。
ギリシャ経由での難民移民受け入れができなくなり、その頃から連絡が取れなくなった親戚もいるようです。

生活に必要なモノは全てあるそうですが、これからの事を常に考えているとの事でした。今までの酷すぎる状況を見ると、国に戻りたいと思う人はほとんどいないそうです。

日本にいたら遠い国の紛争の出来事ですが、こちらにいるとかなり身近に感じます。私にできることは何か無いかな...。