東京とヨーロッパ街歩き

TokyoとBelgiumでの日々の記憶。0歳の娘を連れてはじめてのヨーロッパ暮らし。北欧雑貨や北欧のスマートな暮らしが大好き。スタアラ空マイラー。

見えない国境が見えるとき

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こんにちは!

ベルギーは多民族国家なので日常的に色々な国の人を見かけます。

職場でも何ヵ国の人がいるの??という位たくさんの国の人がいます。幼稚園のクラスでも様々な国の子でいっぱいです。

ただ、そこには言葉の壁があっても、たいした国境は感じずに一緒に生活しています。

昨年の話になりますが、4年に1度のユーロサッカー2016はかなりの盛り上がりでした!
家から近い広場では、ベルギー戦になると大歓声が夜でも響いてきました。

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ベルギー国旗の色にペインティングした人々で溢れかえりました。

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カフェやレストランには大型スクリーンが出て、みんなで観戦!

ここでも様々な国の人々が、今住んでいるベルギーを心から応援していました!!ここにも国境はありませんでした😊

ただ、私の友人はドイツ人パパとベルギー人ママ。娘2人はドイツ国籍です。いつもは国境は見えないのですが、サッカーになるとドイツvsベルギーになり、はっきりとした国境が見えてくるそうです。

そう言えば、私もサッカーの日本代表を応援する時や、オリンピックの時には『日本がんばれ!』と日本vs外国で国境を無意識に作っていた気がします。
(国同志の戦いなので当たり前なのですが.....😅)

ベルギーではオランダ語とフランス語の地域があり、道を挟んでお隣同志でも言語が異なり対立した歴史がありました。今ももちろん残っています。

大学内部でも対立し、フランス語を使う者が独立して新しい大学を作った歴史もあります。

ベルギーの国境ラインで入りくんだ場所がかなりありますが、対立の歴史を重ねて、どちらかの領土にするかで入り組んでいる理由がほとんどです。

日頃は見えない国境が見えたり、見えなくなったり。日本にいたら気がつかなかった事かも知れません😊