こんにちは!
日本のニュースで話題になった学校の黒髪強制問題。
最近ベルギーママ友の間で話題になりました。
娘は日本人なのにかなり明るめの茶色(栗毛色かな?)で、少し光が当たると金髪のようになります。肌もかなり白いので色素が薄く髪の毛が増えたら黒くなるかな?と思いましたが黒くなる兆しはありませんでした。
(光があまり当たらない屋内でこれ)
中高生になったら黒く染めろと言われるのだろうか.....と心配してみたり😅
イヤイヤ、そんな身体的特徴を周りに合わせて一緒にする必要があるんだろうか。
明らかに茶髪に染めている学生の指導ができないから、全員同じにするのぉ〜!?と考えてみたり。
私は都内の公立学校を卒業しましたが、偏差値の高い都立や私立は制服が自由だったり、校則が緩かったり学生に対して自由度が高く羨ましく思った記憶があります。
学生個人にちゃんと判断させ、様々な責任を委ねているようにも感じました。
中学生の時に天然パーマだった子が学校から髪の毛を短く切りなさい。と言われていたのを思い出します。切ったら更にまとまりがなくなってたくさんのピンで留めていました…。
昔はそんなの話題にもならず。
日本でも外国人が多く住む地域があり、例えばメーカー企業が多い浜松市なんかは国際結婚でダブルの子も多く、外国人と合わせるとクラスの半数近くを占める学年もあるとの事でした。
最初の写真はブリュッセル国際空港の機材トラブルで遅延して皆さん待ちぼうけ。の1コマですが、色々な人種の人がいました。携帯電話で話す言葉もフランス語、オランダ語、英語、スペイン語、アフリカっぽい言語…。もちろん髪の毛の色も様々です。
ベルギーではこれが学校でも同じで、クラスには何人もベルギー人以外の子がいます。
それはそれで色々な課題も生まれてくるのですが、ある現象を統制するために全員一緒にしないといけない概念よりも、個人個人にコミットしたアプローチをしていました。
キリスト教教育では、個人を尊重した一人一人を大切にする教育が根底にあると幼稚園の説明会で
話がありました。ベルギーの教育の現場ではこのキリスト教の精神を実践しているそうです。
教育にもしっかりと宗教色が出ています。
日本人のお行儀の良さは、学校教育の集団生活指導に関連するのも事実だと思います。
でもでも、今回の髪の毛の問題はどうなんだろう…。と感じました。
海外メディアでどのように扱われているか気になって検索してみたらヒットせずでした。
もう少し調べてみます。