こんにちは!
ヨーロッパで私が一番好きな時間は、夕暮れ~夜の始まる時間です。
レンガ造りの街全体が夕陽に染まり、美しい夕暮れの後。家の灯りが見えだして空はまだ明るいのですが、街の中は暗闇に包まれます。
ベルギーの画家マグリットが描いた絵画にも、夕暮れか早朝かわからないのですが、空はまだ明るいのに街は暗く家の灯りがぼんやりと灯っている代表作があります。何となく不安な感じと落ち着く感じが入り交じる大好きな作品です。
ブリュッセルにあるマグリット美術館ではず~っと見ていました。ポストカードやグッズもあるのでたくさん買っちゃうくらい大好きです😄
ヨーロッパに住んで最初に感じたのは、街がレンガ色で統一されているという事でした。
そして家の灯りが蛍光灯ではなく、温かい色で統一されていること。
もちろん少しづつ色は違うのですが、日本のマンションのようにリビングの電気の色が色々違うのではなく、同じような温かな色なのです。
第二次世界大戦で全焼してしまったヨーロッパの都市は、近代的なアスファルトやコンクリートの街なのですが、戦禍を逃れた都市やベルギーのこの街のように全焼後に過去と同じく再建された街はまるで中世のようなレンガ造りの街並みでこの時間がとても美しく見えます。
リビングから見える川の景色。
時間帯により移り変わり雰囲気が全然違います。
ヨーロッパの都市計画では、夜の街の灯りを過度に明るくしていないのでアジアの夜の街の雰囲気とはだいぶ異なりますが、ガタガタのレンガ道を歩くのでもう少し明るくても良いのになぁ。とも思います😅
311直後の節電で23区内は計画停電は無かったものの、街の灯りが制約されて暗くなった事を思い出しました。