東京とヨーロッパ街歩き

TokyoとBelgiumでの日々の記憶。0歳の娘を連れてはじめてのヨーロッパ暮らし。北欧雑貨や北欧のスマートな暮らしが大好き。スタアラ空マイラー。

ヨーロッパ ステンドグラス紀行

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こんにちは!

ベルギーに住んで、リビングから教会が6つも見えます。教会に囲まれてカリヨンの鐘の音で毎日時間がわかるようになり、最初はうるさくて煩わしかったカリヨンの音も、帰国する頃には愛しい忘れがたき鐘の音に変わるようです。



娘が0歳でベルギーに渡航したので、特に冬の寒い時期は良く教会に足を運んでいました。泣いたら響くので困りますが、なぜかじっとして居心地が良さそうでした。

特にステンドグラスを見るのが好きなようで、1歳、2歳になると色々な模様や色を見つけてお話してくれました。私もステンドグラスを見るのが好きになりました。

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ステンドグラスで息を飲む美しさだったのは、バルセロナにあるサクラダファミリアでした。色とりどりのステンドグラスが光に当たって教会内部を神秘的な光で包みます。ライトアップされたような光の強さです。圧巻。

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こちらはドイツの教会。
サクラダファミリアみたいな明るさは無いですが、逆に光によって暗闇の影ができて荘厳な雰囲気を出しています。

ガラスに金属酸化物を混入することで着色しているようで、キリスト教会や西洋の窓装飾では当たり前にあるのですが、日本ではあまり触れる機会が無く、ガラス美術館で見たランプの傘が身近にあった位でしょうか。歴史としては5世紀から使われているようです。5世紀とはヤマトの時代。日本では古墳時代。

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太陽の光が差し込み、神秘的に美しく見えます。
雲間から太陽の光がグッと出てきた時には、一瞬で教会内が柔らかい光に包まれて、まるで神様が何かをしたように感じました。

宗教伝来のためには欠かせない装飾なのかも。

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太陽の光が弱くても、素晴らしい装飾として楽しむことができ、キリスト教のストーリーが描かれているステンドグラスも多いです。

数メートルもある高さのステンドグラスは、地震の無い国でしか難しいのかな。

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ゴシック様式の丸い窓にもステンドグラスが。

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こちらはあるか無いかわからない程薄いステンドグラスです。光が差し込むと淡い色が広がりますが、夕陽の頃になると更に色濃く見えます。

何年も前から人の心を動かし癒してきたステンドグラス。晴れの日も雨の日も、時間帯によっても表情を変えるので生きているように見えます。