東京とヨーロッパ街歩き

TokyoとBelgiumでの日々の記憶。0歳の娘を連れてはじめてのヨーロッパ暮らし。北欧雑貨や北欧のスマートな暮らしが大好き。スタアラ空マイラー。

小学生を一人で登下校させる怖さ

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こんにちは!

21時でも明るいベルギー。
お友達と遊んでいたらついつい20時を過ぎてしまった日が何日かあり、日本だったらあり得ないだろうな~😊と思ったり。



私も小さい頃には17時の夕焼こやけの音楽が鳴ったら帰るのですが、門限が17時なので毎日帰ると母に怒られていました。
だって時計も携帯も持っていないから、時間がわからず17時の音楽が帰る合図。鳴ってから帰るのでは遅いのですが😌

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ベルギーでは12歳まで学校の送迎は親の義務で、公園での一人遊びもダメ。必ず保護者が子供の安全を見守る義務があります。

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『親は大変!仕事ある人はどうするの?』
と考えるのは日本人で、だいたいは
『当然。だからどうしたの?』
と考えます。


アメリカなんかは一時でも家の中に子供を一人にしてはいけないし、ベルギーもですが通報の義務も徹底されています。
義理姉がアメリカで暮らしていますが、厳しいと言っていました。

ちょっとゴミ捨てに行く時にもまだ0歳の娘を抱っこして重たいけど頑張ってました😊
日本で子育てをしていたら、1、2分ならゴミ捨て行っていただろうなぁ...。

日本の友達も子供が2歳の時、寝たばかりだからコンビニの駐車場にほんの少し下の子を一人にしたと聞いて、すごいな😱と感じました。

0歳、1歳、2歳はクリニックに行く機会も多く、絶対に一人にしてはダメ!と何度もK&G(ベルギーの小児クリニック)にて聞かされました。

一目離しただけで誘拐されたり不慮の事故に遭わせてしまうので、とにかく幼い命はあなたが守ってと言われます。ベルギーで子育てを経験しなければ、別に安全な日本なんだから誘拐も事故もないでしょ!と考える親になっていたのかもしれません。それは本当に良かったと思います(日本でももしかしたら言われるのかな?)。

ヨーロッパ全体では幼児の誘拐や事故は昔から多く、フランスなんかは高速道路の料金所にミッシングの男の子や女の子のチラシが貼ってあり、失踪日が最近だったり昔だったりです。

日本に旅行したベルギー人のママ友は、7歳位のランドセルしょった子たちが一人で歩いていたのに衝撃を受けたと言っていました。

確かに車の多い通りを小学生が一人で帰っていても違和感無い私でしたが、今では娘が小学校に上がったらどうしようと真剣に考えています。

そんな重大な事件や事故も年に数件あるし、まだ数年先ですが日本の小学校に多分入学することを考えると不安になります。

学校の中に学童デイサービスとか遅くまでないと、仕事復帰できないなぁとか、長期休みってどうするんだっけ?などなど新しい問題に直面しつつあります。

想定外な事が起きてしまう世の中なので、考えると切りが無いのですが、起こってしまう前になんらかの努力はしっかりしたいと思うのです。

ベルギーみたいに社会全体が子供優先(=育児優先)にする制度を日本に導入するのは難しいから、
民間で良いから、あと3年以内に学童デイサービスがどんどん参入してほしい!(笑)自分の娘ベース😄

そしたらチビッ子を一人で下校させず、家で待たせず、保護者が学校に迎えに行けるから。

すぐ隣に住むベルギー人ママには理解に苦しむ悩みと言われました😌

あの時うつむいていた小さな男の子

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こんにちは!

ロイヤルウェディングのニュースや話題で溢れている週末😆
ベルギーも王国のため、ロイヤルネタはみんな大好きです(笑)



ヘンリー王子と言えば、プリンセスダイアナが亡くなった葬儀の列で、悲痛な悲しみに暮れてうつむいて歩く男の子という印象が強いです。
小学6年生位だったのかな?今はもう立派になって、きっとお母さんも祝福してくれているはずですよね😊

ロイヤルファミリーネタは公園で遊ぶママ友と、前にしたことがありますが、UKネタはかなり盛り上がっていました。

日本にいると、皇室の話題を友達とする事か無かったのでとても新鮮!

ヘンリー王子の本当の父親は違うことを皆が知っている...等々。ワイドショーに出てきそうな内容でした(笑)
日本にもあるんでしょ?!と言われたけれど、いまいち皇室ゴシップに疎くてわからず😌

その時、ヘンリー王子の呼び方がプリンスヘンリーでは無くプリンスハリーと何人か言っていました。
英語圏とそうで無い言語の国では呼び方が変わるとか言われたけれどイマイチ理解できず。

イギリスは英語圏だけど、ベルギーはフランス語オランダ語ドイツ語圏。だけどハリーと呼んでいました。う~ん、こういうのって調べても辞書とかに出てこないんだよなぁ...😰

どちらにしても、あの時のうつむいていた男の子が幸せになれたのなら本当に良かったです😊
メーガンさんも色々言われているけれど、とても綺麗~😄
ステキなロイヤルウェディングにうっとりでした😍

いつかは終わる駐妻生活

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こんにちは!

深夜に起きてしまい、リビングに行くと月の光でいっぱいになっていました。雲がかかると一気に暗闇に。いつもと違う不思議な雰囲気になるので、動画で撮ってみようと構えるも、暗いのでうまく撮れず。

近くで見えているこの不思議な時間をうまく残せなくて残念...😥



こんな深夜ですが日本は次の日の朝が始まっているんだなぁと日本に想いを馳せてみたり。
朝のラッシュの時間帯かな...。
同僚たちはそろそろ会社に着く頃かな?

そうそう、私は育児休暇中の出産後にベルギーに渡航しました。(あ、もちろん会社にも報告してます😊)待機児童なので都内に住民票は残しつつ、ベルギーでもダブルで納税しております😅

周りでも何人か育休中に来ている人とも仲良くなり、帰国してからの働き方などを話しています。

夢の中のようなヨーロッパでの生活から、あのラッシュで通勤する生活が想像できませんが、もちろん働くことについてはワクワクする気持ちも大きく、育児や海外生活で経験した事がなにかしらきっと活かせて強みになる!とポジティブに考えています。

それでも育児休暇中でベルギーに来ている友人は少なく、夫の海外赴任が決まりお仕事を辞めて駐在している女性がほとんどです。
みなさんだいたい2~5年位で日本へ帰国になるのですが、帰国したらまたお仕事見つかるかな。何か資格を取ろうかな...などなど帰国後のキャリアに悩む女性がかなり多い。

私は前職キャリアコンサルタントだったため、帰国してからのキャリアを一緒に考えたり、相談いただいたり。

最近では夫の海外赴任も結構多くなり、キャリアを中断して来ている方々もそれなりにいます。
見せ方が上手な方は、赴任期間の数年を次のステップとして勉強や人脈構築、人生のリセット期間😄なんて感じで楽しんで考える前向きな人も!

ただ、実際に本帰国が近づくとみなさん不安が押し寄せて憂鬱になる人も多い。

いつかは必ず終わってしまう駐妻生活。
長い人生の、ほんのつかの間。
帰国してからのプランを前もってなんとなく考えるだけで、不安が少ない駐在生活ができると感じました。

うん、これがかなり大切。

(あ、うちは駐在じゃないから駐妻じゃないけど😁)

プリピャチの街から来たおじいさん

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こんにちは!

明け方まで豪雨が続き、雷のショーをお部屋からずっと見ていたので寝不足な早朝。

水溜まりの中を覗くと綺麗に街が写りこみ、向こうにも同じような別の世界があるようです。



休日の早朝は街に人影も無く普段の街並みも少し違って見えます。音も無く鳥の声だけが響いていて、まるで廃墟になった街みたい。

廃墟で思い浮かぶのはプリピャチの街。
いまだに外務省からの注意勧告に、ベラルーシの食べ物についての危険情報がメールで来ます。

先週4月26日は事故から32年とニュースで特集が組まれていましたが、15万人が自宅に帰れない現状のようです。

昨年児童館で遊んでくれたおじいさんは、プリピャチの街から来たと話してくれました。
1986年から10年位ドイツで暮らし、その後は息子さんが住むベルギーで暮らしているようです。

色々と聞きたかったけれど英語が得意ではないようで、でも手帳の写真などを熱心に見せてくれました。
途中から近くにいたドイツ人ママとドイツ語で会話をし始めて全くわからず...😢

その街に住んでいた知り合い等は、事故後はまた帰りたいと思う人なんて誰もいなかったよと話していました。事故が重大過ぎて、子供たちもいたし、とにかく遠くに遠くに行きたかった。と言っていたのが印象的でした。

ベルギーは様々な人種の坩堝ですが、移民難民もたくさんいます。おじいさんは移民になるのかな?

日本から来ている事を伝えると、帰れる国や場所があるのは本当に幸せな事だね。と言っていました。

原発事故は厄介です。半減期すら長すぎて一世代だけではどうにもならないですが、なんとか安らげる場所を見つけて平安に暮らせますように...。

日本は災害が多いので、一時的な帰宅困難や永久的な帰宅困難の方も多く他人事ではないと感じた出会いでした。

続・ギリシャ街歩き(サントリーニ島)

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こんにちは。

ギリシャの旅の後編は、エーゲ海に浮かぶ白亜の街並みが魅力のサントリーニ島に渡ります。
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≪ギリシャ旅プラン≫
12月23日~25日 アテネ2泊
12月25日~29日 サントリーニ島5泊




ギリシャの首都アテネに3日滞在して、いよいよアテネ空港から45分、エーゲ海に浮かぶサントリーニ島へ。

ギリシャは記憶に新しいですが財政破綻や難民受け入れ問題、若い年齢の失業率50%以上と問題を多く抱える国です。シリアやアフガニスタン、ソマリアからのボートピープルのニュースは毎日のように流れていた国でもあります。

ブリュッセル空港からはギリシャがEUシェンゲン協定内のため、パスポートコントロール無しでスムーズにアテネ空港まで着けました。

アテネ空港からサントリーニ島へも、手荷物検査等は軽い感じですぐに搭乗できました。
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エーゲ航空(オリンピック航空とのコードシェア)でサントリーニ島へ。飛行機はアジア人が多くてビックリしました。日本人にはほとんど遭遇しませんでした。
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オリンピックという社名がいかにもギリシャっぽいです。現在はエーゲ航空の子会社。

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丸1日は体調が悪くてホテルにいたため、あまりアテネを見られなかったので空から観ておきました。

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空港からはサントリーニ島の北にある『イア』の街にタクシーで向かいました。世界で一番夕陽が美しい街です。4日間お世話になり、最後1日は中心街の『ティラ』にて1泊しました。

ホテルは連泊するのでゆったり広めを探しました。せっかくのエーゲ海なので、できたらテラスにホットバスタブ付きで探したら、オフシーズンだからほぼ無し😌そもそも営業していないホテルもありという状況...。
でも運良く粘り強くみていたら素敵なお部屋が見つかりました。

寒い年末、テラスのプール付きもあったけど絶対入れないので温水ばんざーいです!
ただ、ヨーロッパの温水プールは温すぎる場合がほとんどだったので、恐る恐る触ってみると温い😰40度まで上がると言われましたがそんな気がしませんでした。

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小さいですがかなり深い!
夜はこんな感じです。
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夫だけがんばって一瞬入ったけど、私は足湯だけ(笑)
娘とはバスルームの泡のお風呂にしました。
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朝食はお部屋に準備されるので、これまたゆっくり食べられました。毎朝出るギリシャヨーグルトはやっぱり最高です!はちみつをかけていただきました。

クリスマスの雰囲気は全くなく、人も全然いないイアの街。
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夏はこの道いっぱいに人が溢れて、歩けない事もあるそうです。オフシーズンはやっぱり最高!
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世界で一番美しい夕陽を見ました。
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次の日は娘がお昼寝をしたのでお部屋から。
アトランティス大陸はギリシャのサントリーニ島らへんでは無いのか。という科学雑誌を思い出しながら夕陽のショーを時間をかけて見ました。
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すっかり暗くなった街。誰も歩いていません。

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赤いお花と青空が印象的でした。

最終日はティラの街で一泊。ここはメゾネットタイプのホテル!エーゲ海が目の前に見えて美しい時間でした。
娘はまだ小さすぎるから覚えていないよね😊
でも、楽しめたかな?

帰りはまた45分搭乗してアテネ空港へ。
アテネ空港からは直行便で3時間。
ブリュッセル空港に到着したら、寒波で吹雪いていました。

南ヨーロッパのおだやかな島とは全く違う世界。
帰りはブリュッセル空港に停めていた車で帰りましたが前が見えないほどの悪天候。

ギリシャの旅は真夏の暑くて混雑した時期を避けて、ゆっくりできた気がします。
この時期は一番ツーリストが少ないとの事で安いしおすすめです!

もう行くことは無いと思うけど、もっとたくさん調べて色々と見たかったな😊
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雑なクリスマスツリー(笑)

ギリシャ街歩き(アテネ、サントリーニ島)

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こんにちは!

クリスマス休暇~年末まで過ごしたギリシャ共和国。
白亜の街並みが美しいサントリーニ島を歩きたくてギリシャに行ってみました。
夏は42度まで上がり過酷な旅になる事を聞いていたし、ベルギーの寒さを抜け出したくて前年の年末年始を過ごしたマルタ島と同様に冬の暖かなヨーロッパ最南端のギリシャへ逃避行。



ブリュッセル空港からアテネ国際空港まではエーゲ航空で3時間。
首都アテネで2泊。更にエーゲ航空でサントリーニ島のキシラ空港まで45分。
(わ~い!エーゲ航空はスターアライアンスでした!)

今回は最初の2泊したアテネの街を歩きます。


ブリュッセル空港を11:50に出発して、アテネ国際空港は16:00着。同じヨーロッパでも時差が+1時間あるので3時間のフライトです。
幼児連れなので、直行便が何よりも嬉しいです!

到着したのは12月23日。
街中クリスマスなんだろうな~!とワクワクしていたら、ギリシャはこの時期どこもオフシーズンのため開いているお店もイルミネーションも少なめ。

観光客が少ないので歩きやすいですが事前に飛行機の中で調べたレストランはおやすみでした。

ホテルはアクセスの良い市内の『ロイヤルオリンピックホテルアテネ』。
5スターですがオフシーズンのため安かったです。
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ホテルのレストランからはパルテノン神殿等が見渡せました。

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世界遺産はやはり柱などの建築物。
パルテノン神殿は紀元前447年に建設。どんな時代だったんだろう。もっと世界史を勉強しておけば良かったと反省です.....😥
(欧州は絶対に世界史を知っておくと数倍楽しめるのに。といつも思います.....)

とにかく古代ギリシャ文明が確かにここにあったんだなぁと、悠久の時間の流れを肌で感じ取れる場所です。古代ギリシャ人はどんな育児をしていたのかな。今の方が絶対に楽だと思うけど、基本は変わらないのかな😊

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音楽堂は修復を繰り返していますが、形や大きさは当時のままだそうでそのスケールに圧倒されました。音楽をたしなむ古代人の高い文化に、野蛮な惨殺競技場が娯楽だっただけでは無いんだ.....と色々考えてみたり。

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この文明以前の世界最古の音楽はどんな音で歌だったのかなと想いを馳せてみました。

あ、最近音楽を聞いていないので聞こうかなと思ってみたり(笑)
野外音楽堂。まさか古代人もフェスとかやってたりして😊

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パルテノン神殿まで登りました!
かなり急な階段を登ってへとへとになりました。
世界遺産を巡る旅は、体力のある若いうちをおすすめします😅

でも、このパルテノン神殿からの景色は一度は見た方が良いと感じさせられる景色でした!
こちら!
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パルテノン神殿は、何世紀もここから街が変わりゆく様子を見守っていたんだなと、またまた想いを馳せてみました。もしかしたら時代が変わっても、街並みは古いしあまり変わっていないのかしら?

古い都アテネ。
古都京都も、こんな碁盤の目になっていたのを思い出しました。都市計画がちゃんとされている街なんだなぁ。

こんなに晴れた日でしたが、ヨーロッパの大寒波で次の日はアテネで雪が降りました。
南国の雪なので、新聞のトップ一面が雪の記事でした。

翌日は空港からこの旅のハイライトである、白亜の島サントリーニ島へ向かいます!

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おまけ。
アテネの駅で空港に向かう電車の塗装がゴースト電車みたいでした。何かの広告にしては文字が何も無い.....。
駅名はギリシャ文字!!
数学に出てきたシグマ等々。新鮮でした!

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おまけ2。
『牛さん、おいで。おいで。おっぱい見せて。』
犬だけど、模様が牛に見えたかな?
おっぱい見せてって.....😅



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次回、エーゲ航空で45分。エーゲ海に浮かぶ白亜のサントリーニ島を歩きます😊
お楽しみに✨

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ベルギー 地震の無い国の窓事情

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こんにちは!

ベルギーに住んで地震の揺れを1度も経験せず!
同じヨーロッパでもイタリアなんかは大地震があるのですが、ベルギーは山も無いし全く揺れないです。



日本にいると、毎日どこかで有感地震があるので全く揺れないとなるとおうちの立て付けや暮らし方が変わってきます。

リビングに面するテラスは1面大きなガラス張りになっていて、お部屋の中からテラスで遊んでいる様子が見えるので便利です。
天井も高~いので、空が見えるし開放感があり大好きな場所です。

ベルギーは冬に全く太陽が見られない日が数日続いたりするので、窓が大きくて少しでもお部屋に光が入ればそれだけでウキウキする時もあります。

日光不足でビタミンが足りなく、幼児にはタブレットが処方される国ですが、この大きな窓ガラスのおかげでタブレット要らず。日光浴がお部屋で楽しめます😄

キッチンに面する窓は十数枚あり、お料理しながら外の様子を見ることができます。

こんな開放的なマンションは日本では耐震設計の問題で難しいようです。
同じマンションには3階まで吹き抜けの大きなガラスを採用しているメゾネットのお部屋もあります。

お隣ドイツやイギリスなんかは、窓税といって窓の大きさや数により税金が課せられた地域もあるようで、わざと小さく作ったり、レンガで塞ぐ習慣もあったようです。

地震が無いので高価なお皿が壁1面にたくさん飾ってあるレストランなど、そもそも地震対策グッズの突っ張り棒などは見かけません。

窓が大きかったり多いと、今度はお掃除が大変です!特にガラス張りのテラスは娘の手の跡でいっぱい💦表と裏面があるのでかなりの体力を使います。キッチンに面する窓は最初の3枚で飽きてしまいます.....😅

反対側のマンションを観察すると、週1~2で窓拭きや部屋の掃除をしてくれるハウスキーパーさんがピッカピカにしていくのが見えます。
ベルギーでは業者さんにお掃除をお願いする家庭も多く、料金もかなりリーズナブルなようです!

タバコを吸いながら窓拭きしている業者さんや、ラジオをガンガンかけて歌いながらの業者さん.....😅
日本とはちょっと違った光景を目にできますが、特殊な洗剤でピッカピカにしてくれるそうです✨

両親へのプレゼントでキーパーさんを雇っているベルギー人のお友達もいて、プロにお任せするのも良いな❤と感じました。